“Yes, and...” で AI と英語を練習する
最近、英語を学ぶいい方法を見つけた。AI とあるゲームをすることだ。
ルールは簡単だ。まず AI が質問か一文を投げてくる。私はそれを “Yes, and…” で受けて、少し新しい内容を足す。AI がその言葉を受けてさらに話を進め、こうしてやりとりを重ねていく。
“Yes, and…” はもともと即興劇の練習の一つだ。相手が出した設定を否定したり話をそらしたりせず、まず受け入れて、その上に何かを足していく。英語の練習に使うと、ちょうど二つのことを強いられる。まず相手の言葉を理解すること。そして英語で物語を一歩先へ進めることだ。
一回目、AI が出してきた文はこうだった。
I just found out my cat has been secretly running a podcast.
私はこう続けた。
Yes, and I heard her podcast.
意味は通じる。だが AI は、ここは “heard” ではなく “listened to” を使うべきだと指摘した。“listen to” は、たとえばわざわざポッドキャストを再生するように、自分から聞きにいくことだ。“hear” は、ただ音が耳に入ってくるだけである。
こうした違いは以前、本で見たことがあった。それでも、自分で間違えてすぐに直されたときになって、ようやく本当に覚えた。
二回目、AI は新しい文に切り替え、ゲームはそのまま続いていく。
Our office just hired a robot, and on its first day it asked for a raise.
また私が “Yes, and…” で続ける番だ。
このゲームが心地よいのは、練習問題を解いている感じがしないところだ。
最初から正しく話す必要はない。前の一言を受け止めて、自分のものを少し足せばいい。間違えれば、どこが違うのかを後から教えてもらえる。
まず口に出し、それから直してもらう。この順番が、私にとっては大事なのだ。